K-POPはNewJeans・IVE・LE SSERAFIMの３強時代になったよね

まず、韓国の音源チャートの成績だ。NewJeansは「Ditto」で国内最大音源プラットフォーム「メロン」で99日間1位を続けるなど、このチャートの歴史を上書きした。

IVEは1stフルアルバム「I’ve IVE」のタイトル曲「I AM」と先行公開曲「Kitsch」で1カ月間、メロンなど音源チャート最上段を堅く守っている。

LE SSERAFIMは1日に発売した1stフルアルバム「UNFORGIVEN」のタイトル曲「UNFORGIVEN」で音源チャートに割って入っている。

また、フィジカルアルバム（CDやDVD、レコード、カセットテープなど）販売量の面でも、この3グループはミリオンセラー作品を2枚ずつ出している。

1月のNewJeansの「OMG」は初日販売48万枚、先月のIVEの「I’ve IVE」は初日販売60万枚、

今月のLE SSERAFIMの「UNFORGIVEN」は初日販売102万枚を超えるなど競争を繰り広げ、人気ボーイズグループに劣らないアルバム販売を記録している。

特にLE SSERAFIMの記録はK-POPを代表する看板ガールズグループ「BLACKPINK（＊ピンク）」の2枚目フルアルバム「BORN PINK」初日販売（101万枚）記録を破った。

夏にNewJeansがカムバックすれば、またアルバム販売で新たな記録が出る可能性がある。

何よりも、3グループの共通点はZ世代（1990年代後半から2010年ごろの生まれ）の強固なファン集団（ファンダム）を基盤に広い年齢層にファンを拡大させている点だ。

NewJeansはZ世代にアナログブームを起こし、30～40代ではシンドロームとして広がった。

日韓プロジェクトガールグループ「IZ*ONE（アイズワン）」出身であるチャン・ウォニョン、アン・ユジンの属するIVEは

「小統領（小学生の大統領）」と呼ばれるほど若い世代に支持され、その親世代まで影響を受けている。

同じく「IZ*ONE」出身のキム・チェウォン、宮脇咲良が主軸になったLE SSERAFIMは若い女性の主体性を代表して、

その洗練さが口コミで広がり、幅広い世代のK-POPファンの関心を得ている。

3グループとも、こうしたポイントを足がかりに多様な産業から広告のラブコールを受けている。

「ニューアル」のようにK-POP3チームが束ねられた事例はいくつかある。

「TWICE（トゥワイス）」「Red Velvet（レッド・ベルベット）」「BLACKPINK（＊ピンク）」は「トゥレブル」、

「EXO（エクソ）」「防弾少年団（BTS）」「SEVENTEEN（セブンティーン）」は「EBS」、

「Stray Kids（ストレイキッズ）」「ATEEZ（エイティーズ）」「THE BOYZ（ザボーイズ）」は「ズズズ」などだ。

中でも代表的なのが、2000年代後半から2010年代初めまで第2世代K-POPガールズグループとして

韓流の礎を築いたと評価される「Wonder Girls（ワンダーガールズ）」「KARA（カラ）」「少女時代（ソニョシデ）」の「ワンカソ」だ。

この3つは「国民ガールズグループ」という呼称をつけられたこともあった。

「ニューアル」ブームを、K-POPを超えて大衆文化的な成果を多数作り出した「ワンカソ」の活躍に例える人も少なくない。

約15年ぶりに「ガールズグループ三国時代」が到来したというわけだ。

ニューアルがワンカソとは異なるニュアンスで、K-POPの歴史を作り出す――ファンはこんな期待を寄せている。

（出典 afpbb.ismcdn.jp）


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（c）KOREA WAVE/AFPBB News
5/6(土) 13:33配信
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